梅雨のさなか、晴れ間が出たら出たで、小さな庭でもいろいろな問題が噴出する。
鉢植えなら、まず水を切らせたらこの時期一日で枯れてしまう。水やりは毎朝、毎晩怠ってはならない。
出勤前の10分、帰宅後の30分。群がる蚊の群れと闘いながら水をやる。
まず一瞬でもじっとしていてはならない。近頃の蚊は止まったとたんに吸血する。
ところで、あなたは何と言いますか?蚊に刺された時。
「蚊に刺された」といいますか?
我が家では「蚊に食われた」といいます。
「刺す」と「食う」では全く異なる動作の動詞です。
例えばこの時期、巣作りのために庭を低く飛び交っている蜂は「刺す」のである。
蜂の毒針は尻に有り、攻撃が目的の武器である。ミツバチの針の長さは2mm、スズメバチのそれは6mm、太さは大きいもので0.5mmもあるそうです。
これに対し、蚊の刺し口は頭部にあり、産卵のために栄養分を吸収することにある。
だから刺すのは雌だけだそうだ。実に6本の針で吸血しているそうな!
そう口から吸血されたわけであるから食われた!というほうが表現としてふさわしくないだろうか。
「O型」の血液型は蚊に食われやすいというが、「B型」の私も負けずと食われる!
刺す前に、風味や栄養価がわかるとは思えないものの、おでぶかお痩せぐらいは、わかるもかもしれない。